注意事項
紙のサイズについて
用紙の『kg』は
用紙の厚さは一般的に「mm」ではなく「kg」という目安で表されます。
この『kg』は印刷用紙を1000枚(= 1連)積み上げたときの重さを量ったものです。
A判もB判も数字が1つ大きくなるにつれ、約半分になります。
断裁における注意点
大きな紙に印刷された印刷物は、その後仕上がりサイズに断裁されます。
一度に大量の印刷物を断裁する為、断裁時の刃先の微妙な流れに影響されたり、
紙の収縮などの様々な原因により微妙な断裁ズレが起こります。
そのズレにより、淵に白いラインが残るなどの仕上がりに問題が生じることがあります。
データを作成する際には下記の点に注意してください
塗り足しをする
塗り足しをすることによって、断裁時のわずかなズレで白地が出ずに綺麗に仕上がります。
文字の配置位置
文字などの情報は断裁(仕上がり線)よりも3〜2mm内側に配置してください。
均等の囲み
最大1mm程度の裁断ズレが発生する可能性があるため
左右対称のデザイン等は微細なズレも比較的目立ちやすくなりますのでご注意ください。
100 X100mm以上のサイズの場合は2 mm内の誤差の可能性があります。
トムソン加工について
型抜きデータは、印刷用データと別ファイルで作成してください。
その際、印刷用データと同サイズのトンボを作成し、
0.1mm(スミ100%)で抜き部分を作成してください。
型抜き後の完成イメージデータを原寸サイズで作成し、必ず添付してください。
- フォントは全てアウトラインを行ってください。
- 細かい文字、細い線などはお受けできないこともあります。
- サイズにより加工時に1mm~3mmのズレが発生します。
- 加工の特性上、ごくわずかなつなぎ目ができます。
- くり抜きのある場合は、くり抜きの中身が残った状態での納品となります。
塗りたし処理とトンボについて
トンボ(トリムマーク)
印刷データに必要となる「トンボ」とは、図の四角形の外側にあるL字と十字のマークのことです。
仕上がりサイズに断裁する時、位置やインキがずれないようにする為に必要です。
トンボは、大きな紙に印刷したときに、正確なカット位置の目印になります。
✽ 文字の配置などは、断裁(仕上がり線)よりも2~3mm内側に配置して下さい。
✽ 最大1mm程度の断裁ズレが発生する可能性があります。
左右対称のデザイン等は微細なズレも比較的目立ちやすくなりますのでご注意下さい。
塗りたし処理
印刷はプリンターと違い印刷サイズそのままの用紙を使うわけではなく
印刷サイズより一回り大きい用紙を使い、最後に正寸に断裁します。
塗り足しがない場合、断裁の際に少しでもズレてしまうと紙の色が出てしまう可能性があります。
そのため、仕上りサイズから地色や画像をわざとはみ出させて塗り足しを作ることが必要です。
RGBとCMYKの違いについて
印刷はCMYKの4色で再現いたしますので、ご入稿データはCMYKで作成してください。
RGBカラーで作成されたデータはCMYKに変換され、色目が大きくが変わりますのでご注意下さい。
RGBとCMYKカラーの表現方法は根本的に違うため、RGBカラーをそのまま印刷で使えません。
RGBカラーでしか表現できない鮮やかな色彩は、くすんだ色目になってしまう場合があります。
箔押し・エンボス加工作業時の注意事項
箔押し・エンボスデータは、印刷用データと別ファイルで作成してください。
その際、印刷用データと同サイズのトンボを作成し、
スミ(K・ブラック)1色の100%で作成してください。
箔押し後の完成イメージデータを原寸サイズで作成し、必ず添付してください。
※ フォントは全てアウトラインを行ってください。
※ 細かい文字、細い線などはお受けできない場合もあります。
※ 箔の面積によって箔の型代が異なります。
★印刷部分に浮き出しかエンボシング加工をする場合、作業工程上印刷絵柄と多少のズレが生じます。
ズレによるクレームには対応いたしかねますのでご了承下さい。